事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

モレスキンを再び選ぶ日

来年の手帳について迷っている。ここ数年ほぼ日手帳を愛用してきたが、2011年はMOLESKINEに心をぐっとつかまれた。愛用しているのはルールドノートブックだが、2012年の手帳としてMOLESKINEを使いたくなってきた。

2011年のほぼ日手帳の用途は、タスク管理とスクラップブック。その日のタスクを手帳に書き、1つずつ消化していく。チケットや映画の半券は貼りつけておく。年の瀬になって厚みを増した手帳をペラペラとめくっていると、2011年に経験した主要な場面が頭をよぎる。スケジュール管理はオンラインに完全移行してしまったけど、形として残る紙の手帳は手放せない。1年をともにする戦友だからこそ、直前まで迷いたい。

タスク管理のみに使うなら、今のところMOLESKINEに軍配が上がる。シンプルな装丁のMOLESKINEは、タスクをシンプルに把握・管理するにはもってこいだ。一方スクラップに重点を置く場合は、ほぼ日手帳が良い。大きさがちょうど良いし、かわいらしいデザインがスクラップに花を添える。一長一短、どちらも甲乙付けがたいのだが、少しMOLESKINEになびいている。 

2011年に大切にしたいと思った価値観がある。「シンプルイズベスト」だ。捨てる生活を実践して所有を極力減らしたし、頭の整理とタスク管理にGTDを取り入れた。趣向もよりシンプルになってきた。MOLESKINEはノートという単一機能を追求しており、潔い。MOLESKINEを持つことで、気持ちが締まり、"しゃんとする”効果があることも実感できた。あれだけ物欲のなかった自分がモノにこだわるようになったのは、MOLESKINEが始まりだったといっても良い。

こんな風にまとめていると、冒頭での迷いは徐々に薄れていく。2012年の手帳はMOLESKINEでほぼ決まりそうだ。

 

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