事業会社マーケターのさんぽ道

事業会社のマーケッターがメディアやブランディングについて寄り道散歩。

2012-01-01から1年間の記事一覧

ウェブ担当者通信で再認識。Web担当者の仕事とキャッチコピーの作り方

考える癖

2012年3月30日(金)。 考える癖がようやく身につきはじめていると感じる。「なぜこの施策を実施するのか」「それによってユーザーにどのような価値を与えることができるのか」「そのためにはどんな表現や企画が適切か」「他者の施策にはどのような意図が込…

六本木アートナイト2012に行ってきた

2012年3月24日(土)。 「六本木アートナイト」に行ってきた。六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館をめぐり、草間彌生作品をはじめとする現代アートに触れた。現代美術は見る人によってさまざまな想像や解釈をかきたてられる。それが好きでアート…

マーケティング・ユースケース――Evernoteのニュースレター

一連の動作 最近Evernoteを再び使い始めた。 目的はDropboxやブラウザに記憶していたメモやテンプレートをタグで分類し、整理/探しやすくするため GmailのEvernoteのメールマガジンが届いた Evernoteを使い始めたので、有益な情報はないかとクリックした Ev…

マーケティング・ユースケース――街のめがね店のパーミッション

2012年3月17日(土)。 日常生活には、マーケティングを考える題材が転がっている。気付いたこと、考えたことを記録しておき、「マーケティング・ユースケース」としての蓄積を試みる。マーケティングコミュニケーションの理解を深め、実践に生かす過程にお…

キャズムから考えるBtoBマーケティングと「事例コンテンツ」の存在意義

『キャズム』はITやソフトウェア、インターネットサービスのマーケティングに携わる人の必読書だ。マーケティング担当者はこの書籍を読み逃してはならない。 キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論 作者: ジェフリー・…

大学におけるサイボウズLive活用の兆し――早稲田大学 向後千春先生の事例

教育機関で「サイボウズLive」の活用が進んでいることを実感する。今回「活用事例」として公開したのは、早稲田大学 人間科学学術院 准教授の向後千春先生の事例だ。 「サイボウズLiveはオンラインのゼミルームであり、僕の記憶装置」――早稲田大学 向後千春…

TwitterによるPosterous買収と喪失感

「Twitter、Tumblr競合のブログサービスPosterousを買収」 ドキッとするニュースが飛び込んできた。同記事では以下のことが言及されている。 Posterousのサービス「Posterous Spaces」の提供は継続するとしているが、両社は公式ブログで「サービスに変更を加…

終わってなんかいない

2012年3月11日(日)。 東日本大震災から1年が経った。1年前の今日は、前の会社のオフィスにいた。大きな揺れとともに、尋常ではない感覚を味わった。ビルは大きく揺れ、街には警報が流れた。インターネットを通じて、震源地の様子が伝わってきた。現実を信…

自分らしさと社会起業をかけ合わせる実践の場

無料コラボレーションツール「サイボウズLive」の事例記事を公開した。「社会の役に立ちたい」という人が、社会起業に向けた事業計画の立案について学べるビジネススクール「社会起業大学」でのサイボウズLive活用事例だ。 「自分らしさ」と「社会貢献」を掛…

ソーシャルログインの威力――利便性、信頼度を高め、つながりを生む

cybozu.comカンファレンス2012に思う

2012年3月7日(水)。 本日、自社イベント「cybozu.comカンファレンス2012」が開催された。サイボウズは創業15周年を迎え、ビジネスの軸足をパッケージソフトウェアからクラウドに移す。2011年にサイボウズのクラウドサービス「cybozu.com」の提供を開始し、…

Facebookページがタイムライン化する

2012年3月6日(火)。 Facebookページのタイムライン化が3月30日から始まる。新しい仕様を確認すると、Facebookはユーザー同士のコミュニケーションの活性化を志向しており、マーケティング視点での活用に対する優先順位は下がったように思える。サービスの…

薄れゆく礼賛視点

2012年3月5日(月)。 マーケティングの観点でソーシャルメディアを見ると、数ある施策の1つでしかないことに異論を挟む人はいないだろう。「ソーシャルメディアマーケティング」という単語を見るとソーシャルメディアで完結させるマーケティングと考えてし…

京都のコワーキングスペース「小脇」探訪記

昨日、京都は烏丸にあるコワーキングスペース「小脇」に行ってきた。阪急の烏丸駅から町家が並ぶ道路を5分ほど歩き、京都という街の文化を堪能していると、小脇に着いた。 靴を脱いでフローリングに上がると、開放的な空間が眼前に広がる。壁には絵画が飾ら…

JUSO Coworkingのあたたかさ

大阪府・十三にあるコワーキングスペース「JUSO Coworking」がリニューアルした。水交ビルの3Fのスペースを利活用し、デスクや椅子、本棚、ロッカー、子どもが遊ぶスペースなどを新たに構築した。3月1日はリニューアルを記念したレセプションパーティーがあ…

Twitter、Facebook、LINEをどう使い分けているか

ソーシャルネットワークの使い分けが鮮明になってきた。主に使っているのは、相変わらずTwitterとFacebook。それ以外のソーシャルネットワークからは足が遠のいている。 Twitterは情報の拡散とWebへの幾ばくかの貢献が目的。前者は仕事で出した成果物をツイ…

毎日部屋を片付ける

2012年2月14日(火)。 帰宅後に部屋を片付ける習慣が身についてきた。 物の収納場所を決め、床に物を放置しないようにする。 新聞やチラシなどの紙はその場で捨てる ペットボトルなどのゴミが出たらすぐ台所に持っていく 毎日クイックルワイパーで床を掃除…

心を整えて、課題を深堀りする

最近ブログが滞りがちだ。毎日ブログを書くという習慣はまだ身についていない。ここ数日は何を書くべきかで逡巡していまい、筆が進まなかった。 仕事中に振り返りの時間を5分ほど取った。複数の仕事が並行すると、早くタスクを消したいという焦りから、考え…

価値と物語を訴求するプレスリリース

2012年2月13日(月)。 プレスリリースはストーリーと価値を伝えることに力点を置く。プロダクトのプレスリリースを書く時はつい強化・実装した機能について手厚く書こうとしてしまいがちだ。確かにサービスのバージョンアップ時には機能を知ってもらいたい…

書く力というマーケティングの一面

2012年2月9日(木)。 マーケティングの仕事に携わるようになり、書く力の重要性が身にしみる。特にWebマーケティングでは、コンテンツが人に気付きを与え、行動してもらうための源泉になる。コンテンツは、記事やプレスリリースから、キャッチコピーやソー…

整理するために表現する

2012年2月8日(水)。 頭の中を整理するため文章を書く。頭だけで考えていても、思考は整理できない。そんな時は、ひたすら文章を書くようにする。 書いているうちに、考えるだけでは浮かんでこなかった着想が生まれることが多い。細かい枝の部分は特に気に…

プレッシャーを課す

2012年2月6日(月)。 「ちきりんの“社会派”で行こう!:実力だけじゃダメ、プレッシャー耐性も必要な時代に」を読んで、過去を思い返した。 プレッシャーに弱いことは十分自覚している。怒られるとたちまち冷静さを失い、持っている力が出せなくなることを…

平日、家でWebとスマホを見ない宣言をします

2012年2月の「継続と習慣化」の目標を決めた。「平日は帰宅後、家で仕事関連のWebを見ない」ことを徹底する。Webを生業とした仕事なので、仕事とプライベートの境なく常時オンラインでネットを見る習慣が付いていた。その際につい仕事関連の更新情報が気にな…

ルーチンワークを抜け出せ、1日の大半を占める仕事時間を考え直す

「できないことをできるようにする」。仕事で常日頃意識している目標だが、最近それが少しおざなりになっている感覚がある。タスクの総量が増え、これまで経験した仕事を繰り返す時間が増え、新しい仕事に挑戦できていない。 一度経験した仕事を「自動化」「…

会社の目指す方向性を再認識した

今日は所属するマーケティング本部でのキックオフがあった。会社の方針やビジョンについて、社長やプロダクトマネジャーから思いを直接聞く。車座になって全員が座り、プレゼンターは一人ひとりの目を見ながら自分の言葉で話す。 通常のキックオフではスクー…

「はじめてみよう!サイボウズLiveセミナー」を開催した

2012年2月1日、「はじめてみよう!サイボウズLiveセミナー」を開催した。サイボウズLive単独では初のセミナーで、当日は定員の20名を超える30人近くの人が集まり、サイボウズLiveの基本機能や使い方を説明した。質疑応答では参加者から絶え間なく質問が集ま…

平常心

2012年が始まり、あっという間に12分の1が終わってしまった。2011年以上に時の流れの早さを実感する。抱えていたタスクも大方片付き、ToDoリストも「完了」のステータスが並ぶ。会社は2月から新しい期が始まる。気持ちを切り替えて、次の期に向けて仕事がで…

ソーシャルコミュニケーションの始まり

2012年2月1日(水)。 新しい期が始まり、任せてもらえる仕事が範囲が増えた。この半年はプロダクトマーケティング1本だったが、新たにソーシャルコミュニケーション関連の仕事を兼務する。プロダクトマーケティングは短期的に成果を最大化する仕事であり、…

ソーシャルデザインとマイプロジェクト

『ソーシャルデザイン 』はアイデアの宝物庫である。「社会の問題を楽しく解決すること」を目指したプロジェクトの成功事例が散りばめられており、気付きがたくさんある。 タバコではなくシャボン玉をふかす場所を作った「東京シャボン玉倶楽部」や1枚のチラ…