頭から完全にタバコが消えた、1週間でノンスモーカーになれた喜びはハンパない
『禁煙セラピー』を読んで数年間吸っていたタバコを辞めると決意し、辞めるまでの軌跡をつづる。7日目は、数日ぶりに試験的にタバコの煙を吸ってみた時の拒否反応について。
禁煙生活7日目
2013年12月15日(日)。昨日の禁煙に続き、今日もまったくタバコを吸いたいと思わなかった。今日でノンスモーカーになって1週間が経つわけだが、このころになると、1つの大きな変化が起きる。「タバコ」のことが完全に頭から消えてしまい、タバコについて考えることすらなくなってしまうのだ。
まさかここまですんなりとタバコを吸わない生活ができるとは思ってもみなかった。だが、禁煙を始めてみるとことのほか簡単にタバコとは無縁の生活がおくれるようになった。「いつかは辞めたいけど……」と思いながらタバコを吸っている人がいる場合は、その場でやめると決めてみるといい。その日がノンスモーカーとしての1日の始まりなのである。
もう居酒屋でも吸わない、副流煙をまき散らさない
知人と居酒屋で飲むことにした。喫煙可能な居酒屋で多分周囲のお客様の中でタバコを吸っている人はいるだろうという算段である。だがこの日に限って、いつもとは違うちょっとゆったりとしたスペースに通してもらうことになった席と席の間に余裕があって、タバコを吸っている人は誰もいない。
テーブルの上には灰皿が置かれていたわけだけど、やはり吸うという選択肢は出てこなかった。本当に、タバコを吸うという行為が頭の中から消えてしまっていた。
喫煙時に飲みに行ったら、席の一番端っこに座って、空中に向かって煙を吐き出していたことを思い出す。でも、それは煙の臭いが嫌な人や食事の際に煙を吸いたくないと思っている人にとってはとても嫌なことだったのだろう。美味しいものを食べている時に副流煙を吸わされるなんてたまったもんじゃない。今ならそう思える。
こういった気遣いをすること自体が無用となり、副流煙で周囲に迷惑を掛けることももうなくなる。吸わないと決めたその日から、人は喫煙者ではなくノンスモーカーになるものなのだ。
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