タバコよ、永遠にさようなら。禁煙で取り戻した7つの正常な心身とメリット
数年間吸っていたタバコに見切りをつけるまでをブログで記録する。体からニコチンの99%が抜けるとされる21日間のノンスモーキング生活を終え、50日弱が経った今もタバコを吸うことは一度もない。完璧な禁煙状態に入ることができた。
ノンスモーカーになって1カ月も経つと、体や毎日の生活にいくばくかの変化が訪れるようになった。それを禁煙したことで得られたメリット/デメリットとしてまとめてみたい。
禁煙したことで得られたメリット
倦怠感がなくなった
タバコを吸っている時は、吸うたびに体に毒素を入れている感覚があった。吸うたびに「一服しているぜ」という気分になるものの、体調は崩れ、吸った後は倦怠感がつきまとっていた。この気だるさを一切感じることがなくなったのが、なんとも気持ちいい。
肌や髪の調子が良くなった
もともと汗かきで顔がテカりやすかったのだが、このテカりが少なくなり、顔の毛穴もぎゅっと締まっている感覚がある。要するにお肌の調子がすこぶる良いのだ。
髪の毛にもコシとボリュームが出てきた気がする。タバコを吸っていた時はどうも髪の毛にボリューム感を出せず、ワックスなどのノリも良くなかった。それがきちっと改善されている。
月6000円以上の浪費がなくなった
辞める前の1カ月は、2日に1箱ペースで喫煙していた。これを辞めたことで、1カ月当たり410円×15日=6150円分の浪費がなくなった。これはiPhoneなどの通信費と似た月額であり、じわじわと家計を圧迫する固定費だった。
ざっと年額に換算すると6150円×12カ月=73800円。故郷に2往復できるし、Appleのタブレットだって変える。健康を害する浪費を、貯蓄や投資に変えることができそうだ。
1カ月30時間の浪費がなくなった
タバコを吸うために席を離れる時間は7、8分。会社にいる時は1日当たり6〜7本吸っていたので、ざっと1時間弱を喫煙に費やしていた。1カ月当たり30時間の浪費、1カ月のうちの1日以上を喫煙時間が締めていたとすると言い過ぎかもしれないけど、もうこの時間の浪費はなくせた。
喫煙場所を探さなくても良くなった
街や外でタバコを吸おうとしても、吸う場所は日を追うごとに少なくなっていく。いちいち喫煙スポットを探すのも骨が折れるし、喫煙スポットを探すために街を歩いていた感じもあった。この悪習慣を一網打尽できた。
一緒にいる人に気を使わなくてもよくなった
飲みや食事など、タバコを吸わない人の前でタバコを吸うのは良くないと分かっていた。でも、気を使いながらも吸ってしまう。吸わない人にとっては苦痛以外の何物でもないはずだ。周囲に副流煙で吸わせて嫌な気持ちにさせてしまう心配も、もう必要ない。
正常な臭覚が取り戻せた
タバコの臭いが気になるようになってきた。密閉された居酒屋に行くと、タバコの臭いがえらく気になる。服にタバコの臭いがこびりついていることを、帰宅時に気づけるようになった。鼻が正常に戻ってきたのかもしれない。
禁煙したことで失ったもの
失ったものは何もない
ノンスモーカーになって失ったものはなに1つない。タバコミュニケーションができないのは少し残念だけど、不便ではない。これだけのメリットを感じられるノンスモーキング生活は最高であり、タバコを辞めてよかったと心から思えている状態だ。
最後に
「ニコチン中毒という症状はまやかし」「タバコを辞めるという気持ちがあれば、すぐに辞められる」「タバコは害悪でしかない」といった知見とともに、タバコを吸わないことへの「継続と習慣化」を実践できた。これにてタバコを辞めるの記録はおしまいだ。
タバコよ、永遠にさようなら。